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現役女性最年長勝利96才 杉内寿子先生の話

囲碁界の奇跡、杉内寿子八段の話です。
動画と書き起こし、それをAI要約を出しておきますので、お好きなものをご覧下さい。

動画

書き起こしのAI要約

囲碁棋士九段の三村さんは、3年前に中断したチャンネルを再開し、編集なしで動画を投稿することを試みています。杉内寿子先生が96歳で最年少勝利、公式戦の最年長勝利、女流の最年長勝利の記録を達成しました。三村さんは、杉内寿子先生がどのような努力をして強さを維持しているのか知りたいと思っていますが、杉内先生は取材を受け付けていません。三村九段は、85歳頃の雅男先生と対戦した際に、その強さに驚かされました。杉内寿子先生は、日本棋院のビルの階段を使って登っていることがあります。三村さんは、杉内寿子先生が毎日の習慣で強さを作っていると思っています。三村さんは、杉内寿子先生から手紙で返事をもらったことがありますが、聞きたいことは山ほどあります。三村さんは、杉内寿子先生が囲碁が強くなるために全力投球して生きていると思っています。

書き起こし

皆さん、こんにちは。囲碁棋士九段の三村です。久しぶりにちょっと動画を撮ろうとしてるんですけども、撮って出しというか、3年ぐらい前に一旦このチャンネルを中断とかやめてしまったんですけど、編集がきつくて時間ちょっと無理だな、かかりすぎちゃうなっていうことでやめてたんですが、とってそのまま編集をしないで出すっていうことをちょっと試したくて、10分ぐらいちょっとお話をしようかと思います。

今回は何を話しますか。最近あった以後のニュースで言うと、杉内寿子先生が96歳で最年少勝利、公式戦の最年長勝利、女流の最年長勝利の記録で達成されたということで、その話なんですけどえっとこれ本当にすごいことで、その日私同じ対局室で私も対局してたんですけども全く信じられない。自分ももう53歳ですけども結構売って疲れるなあとか思うんですけどもう年々疲れを感じるのに、70歳ぐらいでもすごい80歳でもすごい思うんですけど96歳というのは本当にどんな努力をしてその強さを維持しているのかもう健康でいることもう日々本当に真剣勝負されてるのではないかと思います。

このことをですねぜひそのインタビューとかね取材とかをしてどんな生活どんな努力をされてるかとか本当に僕ら知りたくてしょうがないんですけども杉内先生亡くなられたご主人の雅男先生も本当に97歳までお元気で対局をされていましたけれども、このことを聞いて僕らは本当に勉強したいんですけども取材をお受けにならないということでそういう方針ですごく残念ではあるんですけどもまああの本当に僕ら日本の騎士にとっては本当に宝のような存在というか直接何もね言葉をかけていただかなくてもその姿が僕らの最高の学ぶお手本というか指導をしない指導者背中を見せる指導者のような感じで本当にこれ理想的な指導のあり方だなとも思います。

それでそうですね。宮崎龍太郎7段との対局に書かれたんですけども宮崎君私の3こ下ぐらいなんですけど今理事をしていてまだ50歳ってもう96歳の方から見たら若いんですけどももう結構長考派で早く秒読みに入ってましたよね。それで形勢はずっと寿子先生の方が良くてただねやっぱりベテランになると高齢になると終盤寄せが厳しいんですよ予選最後にまで寄せるまでの間にミスが出てしまうし木数を数えて形成判断確認するというところも本当に若い時はもうさっとできたことが本当にわからなくなってくるので結構ベテランになるともう字は数えない数えないでベスト最善の手を探して打つというような方が多いですね。

私もあんまり計算は得意ではありませんそういう感じなので本当に最後まで揺るぎなく勝ち切られたというのは本当にすごいお見事だったと思います。これからまだまだ更新記録は更新されていくとは思うんですけど何分ぐらいしゃべったのかこれであこれで4分かえっと10分ぐらいしゃべるつもりなんですけどもどうしたらいいかなそうですね。

杉内先生私は直接あまりお話しさせていただいたことはないんですが85歳ぐらいの頃ですか雅男先生が85歳ぐらいの頃でしたが私は対戦をしたことがあってその時に本当に強いなと。本当に終盤なんとかひっくり返したっていう感じでずっと形勢が悪かったんですけども強さがこんなに保てるものかとびっくりしたことがあります。70歳ぐらいの時にも対戦をして驚いたんですけどもその後80後半になってまた驚かされたという感じでそうするとですねご夫婦でいつも日本棋院にいらっしゃって対局の時にですね階段を使われてるんですね。

僕らの対局室は日本棋院一概にあるビルの6階とか5階6階7階あたりにあるんですけども普通みんなエレベーターを使って上がりますがご夫婦で階段を使って登っているのを見たことがあってびっくりしたんですけどももうちょっと後に90歳ぐらいからはさすがにやってなかったかなあの降りるだけとかやってた時期もあったように思いますしその背中を見て当時私が40何歳ぐらいだったんです40歳とか自分はもうエレベーター使っちゃダメだなって本当に思って階段で行こうって思ったんですが続かなくてやっぱ結構きついし生きれるしなんか対局前にこんなにハアハアしてるのも変だなとか思ってやめたりしたんですけど最近またちょっと階段使うようにエレベーターは乗らないように頑張っています。

だから本当はもっと日々、いろんな努力をされてる、いろんな心がけ、やっぱり普段の習慣だと思うんですね。強さを作るというのは毎日の習慣、いろんな習慣を持ってらっしゃるんで、どれぐらいねお酒を飲んでたのかな、とか全く飲まなかったのか、食べ物どんな風に気をつけていたか、とかもちょっと聞いてみたいんですけども、なかなかチャンスはないんです。

1回だけお手紙をして家族先生にお手紙が好きだそうで連絡方法は手紙でっていう風に指定されて一度開かせていただいたことがあります。それで返事も少し書いていただけました。ただやっぱり私が聞きたい事って山のようにあるんですけどそこはやはりなかなかそういう話はしていただけなかったんですが、とにかく毎日囲碁が強くなるために全力投球して生きていらっしゃるんだと思いますね。

そういうことで本当に素晴らしい僕らのお手本になるような大先輩杉内寿子先生のお話でした。今回はこれぐらいにしたいと思います。ありがとうございました。

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