AlphaGoZero 人工知能の囲碁

Zero対master棋譜感想06

 

 

白のmaster右下カカリは、私には説明不能だ。

その後の両者の打ちぶりも、前後の脈絡を感じにくい。これを理解する努力をするべきかどうかさえ迷う。

 

ダイレクト三々の後のノゾキが、私には図々しく思えてならない。

masterに何とか咎めてもらいたいのだが、本局でも結局、上手くシノギに活かされている。

 

その後は、お互い大石を攻め合って、コウ争いになる。

コウ立ての数と微妙な損得、フリカワリの後の地合い計算などが難しい所なのだが、結果的にみて、コウになった時点で、黒に余裕がある形勢だと思われる。

そして右上に白が打ち込んだ時の「ナラビ」が印象的。実は他の手でも良い可能性はあるが、僕らにはとても見つけにくい手なのである。

-AlphaGoZero, 人工知能の囲碁