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囲碁棋士 三村智保九段のブログ

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仲邑菫初段ほろにがデビュー

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2019年4月22日は、仲邑菫初段のプロ棋士としての初対局の日だった。

竜星戦の予選Cの1回戦、相手は同期入段の大森らん初段

プロになりたての両者の対局、予選の1回戦に 40社、100名の報道陣が詰めかけ、テレビとインターネットで生中継された。

そして大注目の勝負を制したのは16才の大森初段だった。

菫ちゃんの勝利を待ち望んでいる貴方、心配しないように。きっと近いうちに見られる。

ここだけの話だが、プロの研究会や練習対局では勝っている。

 

今年度、日本棋院はプロ入り制度を見直し、女流棋士の採用基準を緩和させた。

新基準に当てはまる女子を数年前まで遡って採用したことで、今年は8名もの女流棋士がプロ入りしている。もちろん今後毎年8名、となる訳ではない事は、お分かりだと思う。

 

一般採用として4名の男子がプロ入りしたのは従来どおりで、合わせて12名の新初段が誕生したのだが

中国の2018年プロ棋士試験合格者は44名、韓国は20名ほどだという。毎年それだけ増やしているのに比べれば、非常に少ない数字だ。

 

新基準を簡単に説明すると「東京の院生Aに居続けられる強さ」なら女流プロとして合格とする。ということだ。

今までは1年に1名だけ、候補者の中で勝ち抜いた者だけの採用だった。そのため、かなりの実力があっても際どく合格を逃す例が多かった。

 

今回勝った大森らん初段は、関西総本部の院生の中から、その実力があるということで推薦された。東京の入段者に比べて弱い、ということは無いと、この碁を見れば分かるだろう。

 

この竜星戦予選で大森さんは、お師匠の山本賢太郎五段と同枠に入っており、師弟対局が実現する可能性がある点も非常に面白い。

 

しかし、実現しない方が良いかも知れない。この強さだと早すぎる恩返しとなりそうだ(笑)。

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