碁の話

2018LG杯決勝三番勝負③感想

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祭りが終わった。

最終局は木曜に行われたので、自分の対局がある棋士が多かったのだが、みんなLG杯の状況が気になって仕方がなかった様だ。

 

私は竜星戦の解説として収録があり、あまり観戦出来なかった。

スタジオに端末を持ち込んで見る事も出来なくは無いが、碁に入り込んでしまって仕事に差し支えそうだ。

 

昼食時に検討室を見に行った時には、すでに敗色濃厚と思われた。

右辺の白を取る手を色々探していたが、どうにも見つからないのだ。

 

市ヶ谷の日本棋院2階ホールでの大盤解説会は、すごい人気だったらしい。

開始前から行列が出来ていて、予定していた席を大幅に増やしてもまだ足りず、1階ホールにも観戦席を作ったと言う。

 

残念ながら優勝はならなかったが、今回井山さんが決勝まで勝ち抜いて、日本の囲碁ファンや子供たちに、この大勝負を間近で見せられた事は、非常に価値があると思う。

 

LG杯決勝三番勝負 第3局

黒 井山裕太九段

白 謝爾豪五段      226手完 白中押し勝ち

 

 

こんなに強い井山七冠が跳ね返されてしまう、中国の若い棋士達の強さを今さらながら痛感せざるを得ない。

 

謝爾豪さんは、常に持ち時間を残していた。

相当な早打ちでありながら、井山さんに読み負けない戦闘力。これに太刀打ちできる選手の養成を、今いるものが力を合わせてやるべきだ。

 

卓球だって徐々に中国に追いついているのだから、日本の囲碁も希望を持って良いと思う。

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