碁の話

2018LG杯決勝三番勝負②感想

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第22回LG杯朝鮮日報棋王戦 決勝三番勝負 第2局
黒  謝爾豪五段
白  井山裕太九段

 

 

本当に良く勝ったものだと思う。

序盤から過激な進行になり、心臓に悪い思いをしていた。AIの評価値が黒中押勝80%や90%にまでなっていたから尚更だ。

 

その後、大分盛り返した様に見えても、常に黒に余裕がある感じで、左上隅で取られた辺りで、辛くて見るのをやめてしまった。

 

左下のセメアイは黒の読み切りだと思えた。黒には他の安全ルートもありそうだったからだ。

これまで全くミスをする感じが無かった謝爾豪さんも、優勝を目前にしていくらか乱れたか。井山さんがヨミ勝って下辺を白地とし、俄然希望が出てきた。

 

逆転したか?と思われたあとのヨセも、多分色々ドラマがあったと思う。今更だが、碁に勝つのは本当に長い道のり。頭脳にもメンタルにも非常にタフな戦いだ。

 

命拾いした我らが井山裕太七冠は、明日の第3局にどんな作戦を立てるだろうか。ご武運を、というしかない。

 

それにしても、人の対局を自分の事の様に、こんなに思い入れを持って見るのは久しぶりだ。農心杯決勝の依田紀基九段ー李昌鎬九段戦を思い出す。

 

明日も非常に楽しみにしている。みんな心を1つにして応援しよう。

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