人工知能の囲碁

Zero対Masterの棋譜感想5

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白番のZeroの打ち方をみていると、低く構えて地をまず確保し、相手の模様には深く入って荒らしてしまう。

これは坂田栄男先生、趙治勲先生のスタイルに似ている。

碁において、ヨミの能力差が1番現れるのがシノギの場面だと思っている。

基本的に囲碁は、自分の石が多い場所で戦う様に打つのがセオリーで、有利な場所で戦えばポイントを取りやすい。

そこが、多ければ強くなる程、兵力で劣る場所での対応が上手くなる。難しいところでもあり、腕の見せ所なのである。

 

井山裕太さんらトップ棋士の碁を見る際には、そういう点にも注目して見ると良い。100人の敵に囲まれても全く死ぬ心配をしていないかの如き打ちぶりが見られる。

 

Zeroの布石も、あくまでシノギの力あっての戦略なので、我々が真似するとエライことになる筈だ。

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