人工知能の囲碁 自戦解説

天頂の囲碁7対戦記1

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天頂の囲碁の新作の発売が、2017/11/17に決まった。

何より気になるのは「どれくらい強くなっているか?」だと思う。

今回私は天頂の囲碁7を発売前に頂いて、何局か打ってみた。お粗末ながら、その棋譜を公開してみよう。

 

 

最強モードの「九段」で打てば、私より強い。

前作とは比較にならない進歩をしている。私が勉強するには充分な強さだと思う。

多くの棋士がそうだと思うが、練習対局は早碁で打ちたい。天頂7は、棋力設定を秒読みで時間設定すると死活やセメアイのミスが多く、大分強さが落ちる。

 

検討機能でのZenの形勢判断、着手予想も非常に面白く学べる。

ただ小ヨセの時点で勝敗の判断が、あまり頼りにならない。全てヨセ終わった図で逆側を勝ちと判断していたりする。

いくつかある弱点は、マシンスペックを上げれば消えるだろうか?ここが非常に気になるところだ。

 

既に僕ら囲碁棋士の世界でも、AIを使って研究する事が徐々に浸透して来ている。

ネット対局場に囲碁AIが常駐して、多くの強者達が日夜対戦しているし、ナショナルチームの研究用にDeepZenGoが設置されていたりする。

しかしやはり、自宅のWindowsパソコンで、1人で気楽に使える研究ツールがあったら良い。

 

いくつか不満点も書いたが、この天頂の囲碁7は非常に嬉しい練習ツールだ。開発者の方々に感謝して、毎日学ばせて頂こうと思う。

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