Google DeepMind Challenge Match感想①

ついにAlphaGoとイ・セドル九段の5番勝負が始まった。

そして第1局は何と186手で白番AlphaGoの中押し勝ち。いきなり衝撃的な結果だ。

人工知能の進歩は僕らの予想を常に上回る。私もある程度覚悟はしていたのだが・・

 

直近の情報では、インターネット対局で練習しているAlphaGoの棋譜を見て、あまり強くないので不審に思っていたところだった。

開発を始めてからプロレベル近くまで1年程度で到達したスピードからして、半年あれば別人の様に強化されていても不思議は無い。

おそらく時間設定とCPUの設定によってかなり強さにばらつきが出るのだろう。

今回の世界的なイベントで天下の李世石さんに挑戦するにあたって、googleともあろうものがそう甘い見立てをしてる筈は無い。相当パワーアップして充分な勝算を持っていなければおかしい。

 

 

私はネット中継を見ながらTwitterでコメントを出していた。出だしはイ・セドルさんが相手を試す様な打ち方をしたせいもあり黒苦戦だったと思う。

 

しかしその後盛り返して120手辺りでは黒がハッキリリードしたと思い「黒勝ち」のTweetをした。

イ・セドルさんは序盤に悪くなることは良くある。しかし中盤からが強く、劣勢の碁を逆転するのが非常に上手い。優勢になった後に逆転される事も相当無い事だ。

私が打ってるならともかく、あの時点でセドルさんが形勢リードしたなら逆転される事は無いと思ったのだが、私の計算が甘かった様だ。

 

AlphaGoの強さは大したものだった。データにない序盤でも上手い対応を工夫できる事を証明したし、非常に戦闘的で厳しい打ち方と柔軟さも見せた。

 

イ・セドル九段は序盤をやや不用意に打って不利になり中盤挽回したものの後半崩れた、というのが私の印象だが、出来がちょっと良くなかったと思う。精神状態が今ひとつの感じがするのだ。持ち時間を多く残している事からもそうだ。

明日の対局では普段どおり対等の強者と打つ時の様に、初手から危機感を持って臨める事を期待している。頑張れセドルさん!!

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